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ぱんじー日記

ブログ

「市民向け権利擁護セミナー」を開催しました

2019-02-02
 平成31年2月2日(土)、水口社会福祉センターにおきまして、「みんなでつくろう!笑顔あふれるまちづくり(市民向け権利擁護セミナー)」を開催いたしました。
 前半の講義では、「高齢者・障がい者の生活を支える成年後見制度~地域での高齢者・障がい者の権利擁護について~」と題しまして甲賀・湖南成年後見センターぱんじー所長の桐髙より、権利擁護支援や成年後見制度、本人が地域で暮らしていくための後見人(保佐人、補助人)や支援者、地域住民の役割について事例を踏まえてお話をさせていただきました。
 後半は、甲賀圏域で幅広くご活躍されている「劇団ふりいだむ」のみなさまに、成年後見制度に関する演劇をしていただきました。内容は知的障害のある息子と物忘れが増えてきた母の生活を、地域住民や、後見人含めて周りの支援者が関わり、支えていくというお話でした。
 最後には参加していただいたみなさんで、グループに分かれて今日のセミナーの感想や、地域で生活する中で感じることなど、自由に意見交換を行っていただきました。アンケートでは「今まで耳にしていないお話で勉強になった。」「ふりいだむの演劇を入れての研修が良かった。」「疑問に思っていたことが分かった。」などのお声をいただき、権利擁護支援について知っていただくいい機会となったのではないかと思います。

今回のセミナーは甲賀市社会福祉協議会、湖南市社会福祉協議会と共催で開催せていただきました。ありがとうございました。

「成年後見制度利用促進法に関する研修会」を開催しました

2019-02-06
 平成31年2月6日(水)、甲賀市役所にて「成年後見制度利用促進に関する研修会」を開催いたしました。当日は、特定非営利活動法人尾張東部成年後見センター長、住田敦子様にお越しいただき、尾張東部成年後見センターの体制や、成年後見制度利用促進法と中核機関の役割、地域連携ネットワークの実践事例を基に成年後見制度利用促進計画の必要性などをお話いただきました。
 市民後見人養成に関する取り組みや、尾張東部6市1町の行政との連携など、成年後見センターとしての取り組みについても勉強させていただきました。
 今回、甲賀市、湖南市の福祉部署の職員、甲賀市、湖南市の社会福祉協議会の職員30名程度の方にご参加いただきました。今後、成年後見制度利用促進計画策定に向けて、尾張東部成年後見センターの先進的な取り組みを参考に、この圏域の特徴に沿った計画を作っていけるよう甲賀市、湖南市と協力していきたいと思っております。

「第7回 総会」が開催されました

2023-01-23
 令和元年6月15日(土)13時30分より甲賀市社会福祉センター福祉ホールにて、第7回ぱんじーの総会が開催されました。みなさまお忙しいところ、ご出席いただきありがとうございました。
 来賓の中から、甲賀市の健康福祉部長からのご祝辞をいただき、平成30年度事業報告、会計報告、令和元年度事業計画等の審議を行いました。なお、平成30年度事業報告、令和元年度活動計画についてはホームページに掲載していますので、ご覧ください。
 総会終了後、社会福祉法人しがらき会滝井康雄さん、社会福祉法人近江和順会森本信吾さん、成年後見センターぱんじー所長桐髙とよみの3者で「高齢障害者の課題について―高齢・障害両分野から権利擁護の視点で考える―」をテーマに鼎談を行いました。ご参加いただき、ありがとうございました。

「支援困難ケースのアセスメントとチーム連携を考える研修会」を開催しました

2019-08-24
 令和元年8月24日(土)に甲賀市役所にて「支援困難ケースのアセスメントとチーム連携を考える研修会」を開催いたしました。今回も、龍谷大学 現代福祉学科 山田容教授を講師にお迎えし、対話を重視した未来指向型の協議の方法を用いて事例検討を行いました。
 事例提示後はグループにて、「1年後の本人の生活がどうなっていくといいか」を考え、そのために自分ができること、他の関係機関にできることは何かを出し合い、支援のプランニングを行いました。グループワークの合間には、参加者同士で「支援の中で信頼関係を築くために行っていること」を共有し、支援者それぞれの関係づくりの方法を知ることができました。山田教授からは「支援には正解がないため、迷い、悩み続けることが大切。」というお言葉をいただきました。
 また、コメンテーターとして、甲賀・湖南ひきこもり支援『奏―かなで―』の北出篤嗣さんをお迎えし、当日の事例も含め、日々の生活で感じることなどをお話していただきました。
 参加者からは「職種によって大切に思うことが違うのがよくわかった。」「具体的な言葉で‟困った”を待つのではなく“困った”をひろえるようになりたい。」というお声をいただき、日々の支援の振り返りや、他分野との協働、本人を中心とした支援の重要性を感じていただけたのではないかと思います。
 同日の午前中にはファシリテーター養成講座を開催し、山田教授より、普段の支援の中での連携の重要性と難しさ、その中でのファシリテーションの役割は何かについてご講義いただきました。参加者からは「チームをどうまとめていくかのヒントにもなる視点をいただけた。」「また来年も受けたいと思った。」というお声をいただきました。

支援者支援事業「事例検討会」を開催しました

2019-09-21
 令和元年9月21日(土)に水口社会福祉センターにて、ぱんじーの支援者支援事業のひとつでもあります「事例検討会」を開催いたしました。7月のなんでも相談会と同時開催の予定でしたが、今年は台風の影響で「事例検討会」のみを延期し、開催いたしました。
 今回は、高齢の親と、障害をもつ子どもの今後の生活について事例検討を行いました。事例の紹介後グループに分かれ、権利擁護の視点から、現在の生活の課題と必要な支援について検討しました。また、障害を持つ子どもの今後の生活ということで、“今後どのような生活がしたいか”という本人の意思決定支援のためのツールとして、「ソーシャルサポートネットワーク分析マップ」を使い、現在の本人を取り巻く環境についてグループにて検討しました。マップを作成し図式化することで、現状の支援者や関係者の役割や期待される事、また、今後本人の意思決定のために関わる可能性のある存在について検討し、確認することができました。
 参加者のアンケートでは「意思決定の大切さをわかりやすく理解できた。」「支援者の押し付けにならない意思決定をサポートできるようにしていきたい。」などのお声をいただきました。
特定非営利活動法人ぱんじー
(甲賀・湖南権利擁護支援センター)
〒520-3308
滋賀県甲賀市甲南町野田810
甲南地域市民センター
TEL.0748-86-6161
FAX.0748-86-6199
 
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